零細企業では信用が足りない、と言われたら(小規模事業者向け)
今回は、私自身が今直面している課題を書いてみます。
私は昨年の6月ごろ、新規開拓営業にて
「上場しているようなところじゃないと不安なので取引できない」
という断りをされました。
恥ずかしながら、創業してから7年間そういったことに出くわしたことがなかったので大いに困りました。
というかむしろ、実際にそういう事態になるまで、外見や体裁を取り繕うための費用を抑えようという考えだったのです。
私の商売は、そんな事をしなくても済むような業務内容でしたし、事業規模でした。
ただ、
「箔をつける」
というのは、取り扱うサービスや商品、お客様によっては必要なのでしょう。
1件1件、お付き合いするお客様から信頼をいただきコツコツ信用を積み重ねること以外に商売の成功はありえない、近道はないのだ。
私はそういう風に考えていますが、
ただ、
これに固執し意固地になるのもいかがかものか、とも思います。
ともすると私は、「信用力を補う努力」を怠っていたのかもしれません。
そんなときに、興味深い資料を中小企業庁のホームページで見つけました。
『信用力を補う第三者の認定』
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h17/hakusho/html/17214150.html (リンク切れ)
主に新規開拓営業における、信用不足を補完するための取り組みについて数値の根拠を元に記載されています。
参照サイトのエッセンスをまとめてみました。
・自社の信用情報を改善する
・自身の経営者としての資質を高める
・口コミを良くする
・業界内での認知度を高める
・大学・学会での技術発表を利用する
ザックリとまとめると、このような内容でしょうか。
「自社の信用情報の改善」 は、会計の専門家に相談すると様々な対策を提案してくれると思います。
BtoB においては、「口コミ」と「業界内での認知度」はほぼ同じことですから、プレスリリースの活用がよい手法となります。
ただ、紙のメディアの訴求力が落ちつつあると思いますので、いかにネットメディアに掲載されるか、
ということが今後求められることと思います。メディア掲載は口コミにも繋がる取り組みですので重要です。
「経営者の資質」については言わずもがな、日々の研鑽あるのみですよね。
今回私が印象深く感じたのは、「大学・学会での技術発表」です。
これはハードルが高いですね。 もちろんすべての業種に当てはまる手法ではありません。
特許や稀有な技術を持たない私たち小規模事業者はどうしたらいいのでしょうか。
例えば、まずは地域にある、自身の業界に関連する専門学校へアプローチするのもいいと思いますがいかがでしょう。
これにプレスリリースを絡ませれば、広告効果も期待できます。
更に、業界に関連する専門学校や大学は自社にとって魅力的な採用市場でもあります。
この取り組みは将来的な採用活動への良い効果も見込むことができます。
このコラムを書きながら、私自身が大いに勉強している感が否めませんが、
皆様にも何かしらのご参考となりましたら幸いです。
平成25年1月15日
吹上経理支援
代表 日高 大輔