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「去年」 のことを話すと誰が笑う?



「来年のことを話すと鬼が笑う」ということわざがあります。

ですが、鬼に笑われてでも我々は来年以降の経営計画を練り、社員に話して伝えていく必要があります。

さて、毎月の経営成績を把握するときに「前年対比」を重要視することがあります。
業務自体が固定化し(安定化ではありません)、共通することが多い場合にはこの「前年対比」も「1つの指標」にはなります。

実は私はこれには賛成していません。

「明日」のニーズや資金繰りに東奔西走している社長に、1年前の財務資料がどれだけ有効でしょうか。

多忙な経営者が限られた時間で優先すべきは来月の損益の予測や資金繰りの予測です。

毎月の経営成績の報告書はすでに過去のデータです。
これを明日の事業、将来の夢にどう活かすかを優先すべきです。

来年のことを話し合って、共に笑いましょう!


平成20年9月12日
吹上経理支援
代表 日高 大輔




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