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経理のアウトソースのデメリット



今日は弊所の売上高が下がってしまうコラム内容です。
経理のアウトソースによって失ってしまうものがある、というお話です。

経理事務の体制が整っていない会社にとって、記帳代行や給与計算代行のアウトソーシングは賢明な選択です。

事務員の採用、教育コストを考えると、外部へ委託した方がコストがかからない場合もあります。
また、社長自身が面倒な事務仕事やその管理から解放されることも大きなメリットです。

社長は、自身にしかできぬことに集中すべきです。
それは、経営ビジョンを掲げ、人を統べ、リスクを回避することです。

さて、この経理アウトソースにもデメリットがあります。
このデメリットは是非とも頭の片隅に残しておいていただきたいことです。
例えば、弊所への記帳代行をご依頼いただいた際のデメリットは以下の3つです。

1.コスト管理が曖昧になる
2.経営成績の把握を1ヶ月以内に短縮できない
3.資料を失くすおそれがある

1.まず、経理事務を外部に任せることで、1つ1つの取引へのチェック機能が下がります。
  気付いたら無駄な支払いをしていた、というようなことです。
  これがもし、担当者が社内にいれば、それぞれ決済のチェックをすることで、気付くことがあるはずです。
  それが、アウトソースによって失われます。

2.次に、弊所からの月次報告までの間、経営成績がわからないということです。
  外部に任せていることから、例えば「今週だけの儲けを知りたい」という時に、迅速な報告が難しくなります。1ヶ月スパンの月次報告まで待つ必要があります。

3.加えて、資料を社外に持ち出すことで、資料をどこかでなくしてしまう可能性があります。
  社内であれば、無くした資料もロッカーや引き出しをひっくり返せばどこかから出てくるはずですが、社外も含めて探すとなるとその分ロスもかさみます。

このように完全ではない経理のアウトソーシングを補完するため、弊所では新たなサービスを検討しております。

それは「出張経理サービス」というものです。
1週間や1ヶ月のスパンで御社へ直接お伺いして、その場で経理を仕上げるというサービスです。
先の3つのデメリットは、次のように解決することができます。

1.現場を見させていただくことで、取引のチェック機能が働きます。
2.随時その場での速報値のご報告が可能です。
3.資料を社外に持ち出さないため、資料をなくす心配がなくなります。

この出張経理サービスは3月以降に開始予定です。
サービス開始のご案内をお待ち下さい!


平成20年2月12日
吹上経理支援
代表 日高 大輔




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