経理のコツはルール決め
社長1人の会社から、正社員を雇い入れて会社の中の人数が増え始める時期。
ここが、会社への経理事務の負担が大きくなる時期です。
弊所のお客様の状況や、知り合いの会社からのヒアリングからもこの傾向は見て取れます。
創業期で上り調子の会社では、売上を得る業務を優先するため、というよりはその業務に付きっ切り、場合によってはオーバーフローの状態になります。
このような状況では経理などしていられません。
事務スタッフが在籍する会社でさえ営業事務等に追われて忙しくなるのですから、事務スタッフの常駐しない会社にあっては相当な負担になることは容易に想像できます。
加えて、創業期の会社では経理のルールが整備されていないため、現場はいっそう混乱します。
経理事務は、お金の動き・モノの動きさえ把握しておけば後からでも仕上げることができるものです。
社内が「混乱し始めたかな?」とお感じになったら、早めに経理事務の「ルール作り」だけでもしておきましょう。
これだけでその後の現場のリカバリーが随分と楽になります。
利益を生まない経理事務に足を引っ張られることなく、売上を上げて利益を拡大してまいりましょう!
平成21年6月12日
吹上経理支援
代表 日高 大輔