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役員借入金の取り扱い



 中小企業の決算書では「役員借入金」という項目をよく目にします。
これはその名の通り、その会社の役員からの借入金を意味します。その多くはオーナー、もしくはオーナー一族からの資金である場合がほとんどです。
 
会社を続けていくために、オーナー社長が自分の貯金を取り崩したり、個人名義の借入でなんとか資金をやりくりした。そんな話はよく聞く話です。
 
この役員借入金は実質的にはオーナーからの出資とみることができ、他の借入金とは区別することが望ましいです。
区別することによって、例えば金融機関からの評価が直接変わるようなことは考えにくいですが、第3者に対してより親切な表示であるといえます。
 
会社が決算書上は債務超過だとしても、その債務のすべてがオーナーからの出資であった場合、実質的には債務がないとも考えられます。
そしてこれはオーナーにとって、将来会社に支払を請求できるいわば財産でもあります。
 
貸借対照表やキャッシュフロー計算書を見る際にも、この「役員借入金」は留意して見ていく必要があります。
 
幣事務所で毎月の経営成績をご報告差し上げる際には、この役員借入金を考慮したご説明をしています。 


平成17年10月12日
吹上経理支援
代表 日高 大輔




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