消費税アップの前にしておくべきこと
わが国の消費税が上がるのはほぼ確実。
そのようにお考えの方が多いのではないでしょうか。
今回は消費税について、経理・経営の立場からお話させていただきます。
年商が数千万円台の事業者の方の中は、ときに会社の利益を確認する時に消費税をごちゃ混ぜにしておられる場合があります。
また、資金繰りの予測をするにあたり、消費税の納付をあまり気にしておられないことも見受けられます。
今後、消費税が10%、20%になっていくとなると、こうはしていられません。
経営上、消費税のお金の動きを無視できなくなってきます。
特に、人件費率の高い会社ですと、消費税を無視することでの経常利益のズレが非常に大きくなってきます。
弊所では、消費税の計算は「税抜き」での処理をお勧めしています。
もしくは毎月、消費税の支払い額を見込みで計上することをお勧めしています。
今のうちから、売上高、経常利益は消費税の税抜金額で見るクセをつけてまいりましょう!
(具体的な税金の相談は税理士有資格者へおたずねください)
平成21年3月19日
吹上経理支援
代表 日高 大輔