確定申告が終わったら
平成17年分の個人事業主の方の確定申告が終わりました。
日ごろ帳簿や経理に時間を割けない方にとっても、否が応にも決算と向き合わねばならない時期がこの確定申告期です。
皆さんそれぞれの思いと共に今年の決算書を眺めておられると思います。
さて、そんな確定申告が終わった今、皆さんのお手元には一つの宝物が残されています。
「総勘定元帳」です。
日々の取引を科目ごとに集計した「総勘定元帳」には、一年間の貴重なデータが詰まっています。
例えば「広告宣伝費」
チラシ折込や、ネット広告など様々な広告費用がこの「広告宣伝費」の元帳に書き残されています。
まずは、年間どれほどの金額の広告を打ったのかが一目瞭然です。
そして、どこの業者へいくら支払ったのか、どの広告媒体を主に用いていたのか、こういったことが総勘定元帳をパラパラとめくるだけで見えてきます。
このように、普段なかなか意識できない商売の内容を改めて見直すには、総勘定元帳はもってこいの存在です。
この機会に是非一度眺めてみてはいかがでしょうか。
平成18年3月12日
吹上経理支援
代表 日高 大輔