「減価償却」 要するにどう見るの?
「減価償却」という言葉を聞いてもあまりピンとこないことも多いと思います。
知っていることといえば
「経費が余分にくっついてきている」とか
「高価なものを買っても、一度に経費にできない」とか
おおまかなイメージで止まっているかもしれません。
今回は、この「減価償却」をどう見ればいいのか。というお話です。
□あなたの会社で 営業車 を 100万円 で買いました。□
あなたの会社の毎月の報告書に「減価償却費」という経費が出ています。
これから、この減価償却費を毎年払って会社の利益がトントンで進むとします。
するとあるとき、この減価償却が出なくなります。
その時、あなたの会社では手元に100万円のお金(利益)が残っていることでしょう。
同じような説明を別のパターンでさせていただきます。
減価償却費を経費として、毎年の会社の利益がトントンで進むとします。
毎年コツコツ頑張ってきて、減価償却が終わりました。
その時、あなたの会社ではその営業車をもう1台買うことができます。
いかがでしょうか。
ピンと来ましたでしょうか。
このように、「減価償却」は もう一度投資をするための「積み立て預金」のようなものなのです。
平成20年3月19日
吹上経理支援
代表 日高 大輔